フィリピンの高利貸し『ファイブシックス』の実態!現地人とインド人とのやりとりが面白い件

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フィリピンにインド人が住んでいるイメージはあまりないかもしれませんがある程度滞在期間が長くなると少ないながらもどの街にも高利貸しをしていることがわかり意外に思う方いるんじゃないかなと思います。今回はフィリピンの高利貸しと言われるファイブシックスとは何なのか日比ハーフの僕が紹介していきたいと思います。

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フィリピンの個人少額融資ファイブシックスとは?

フィリピンで言われているファイブシックスは一般的な表現だと個人のマイクロファイナンスです。お金を貸す業者のインド人がお店に訪問していくら貸すのか個人で決めます。本当はいろいろな返済方法があったり利子も違うのですが基本的にお金を借りると20%の利子を払うことになるみたいでしたので100ペソだと120ペソ、20ペソを1単位として5:6の割合なのでファイブシックスと言われています。

実際フィリピン人はファイブシックスの貸金業者のインド人をボンバイと呼ぶことは多いので最近ファイブシックスと聞くことはあまりない印象です。昔インドのムンバイと言う都市はボンベイと言われているとwikipediaで見ましたがフィリピンの人が言ってるインド人のボンバイはタガログ語の玉ねぎが由来なので関連がなかったと知った時は意外でした。

フィリピンの田舎は銀行がないことが多く銀行からお金を借りることは一般的ではないため貸金業者のインド人が実質小さい銀行みたいな感じでお金を借りる人の職場や自宅に訪問して営業をたくさんしています。

フィリピンの高利貸しの金利や返済期限は?

 

フィリピンの高利貸しの月利はファイブシックスと言われていて20%と言われていますが実際は最終的に借りた金額の16%のことの方が多いです。

返済の仕方は直接インド人が職場かお店にやってきて払います。日割りで返済していくやり方が一般的です。例えばフィリピンの田舎の基準にはなりますが1000ペソ借りると返済は1週間くらいかかることが多いです。毎日インド人が職場に来たら1日約140ペソ返済していきます。

1番多いのは日割り返済で後は1000ペソ借りたら明日500ペソで残りは日割りというある程度払ってからのパターンと最初は利子なしで返済でだんだん高くなっていくパターンです。返済期限に関してはインド人個人や契約する人によって変わっています。利子は実質16%あたりを変わらない印象です。

個人の生活費とか食費とかであれば1ヶ月から2ヶ月程度になることが多い印象です。仕事のためにフィリピンのバイク版タクシーのトライシクル を購入するために借りたお金であれば返済期限はもっと長い1年とかでも大丈夫みたいです。日割りで小さな金額を返済するのと返済期限が短めで最終的に利子が16%くらいというのが多いと思います。

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現地の人の高利貸しに対する印象は?利用者多数で意外と怖くない

 

直接インド人が毎日もしくは週に1回、月に1回など集金に来るので日本人の感覚からすると抵抗がありそうですが僕が見た感じや周囲の人に聞いてみた所必要なものなのでそこまでマイナスな印象はない感じです。

集金に来るインド人もお金を用意したんだ借りてくれないか?とかお金借りませんかどうですか?と言うことがよくあるので現地の人からすると映画みたいな借金の取り立ての雰囲気はありませんでした。

仕事がある人に限りますが利用者は90%以上はいると思います。本当にそれくらいみんな利用しています、銀行からお金を借りれる人は金持ちというくらいなのでフィリピンでは高利貸しのファイブシックスは馴染みのある存在です。

僕が高利貸しのファイブシックスに初めて会ったのは中国系フィリピン人の知人の店番をしていた時ですがすごい笑顔でこんにちは!お金借りない?とインド人がパッと寄ってきて今日その人はいないと僕が言うとすぐパッと違うお店に行った時にカルチャーショックを受けました。

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