フィリピン英語とセンター試験:比人が受ける時の注意点と間違えポイント!(文法・長文 他)

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フィリピンの学校で英語を勉強してきた人が日本の大学受験をする際に受けるセンター試験の英語の問題を解く時に間違えやすい所と注意点を述べて見たいと思います。2021年から大学共通テストに変わりましたがまだまだこれまでのセンター試験の問題と似ていると思うのでこの記事がお役に立てれば幸いです。

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センター試験大問1の発音・アクセントの問題はどうなる?

 

センター試験用の発音・アクセント問題集を解いてみて思ったのがフィリピンはセンター試験と同じアメリカ英語だったのでそこは問題なかったのですがそもそもフィリピンで発音とアクセントの強調の場所など学校の授業で意識することないし教師が話す英語の強調の仕方も違うと思います。

なので僕はセンター試験の大問1の発音・アクセント問題は同じアメリカ英語ということでまぁまぁ14点中10点は毎回大丈夫な感じの点数は取れていましたが対策をしないと満点は難しいかなって思いました。

むしろ発音・アクセントの正誤問題は日本人の方が正答率高いと思います、学校の授業でフィリピンハーフがいたら期待されると思いますがフィリピンの先生の発音の仕方がまぁまぁ違うので僕も他のハーフの子も苦戦していました笑。

例えばヨーグルトの発音はセンター試験だったらyo gurtでyoのoが強調されよぉ〜ぐぅるっととなり問題の回答としては前半のyoにチェックを入れると思いますがフィリピンにいると後ろのgurtの方が強く発音されよぉ〜がぁるっっとみたいな発音になると思います。

そのため後ろのgurtに回答のチェックを入れてしまいミスをしました、フィリピンで勉強している教材に発音の強調位置とか載ってる本あまり見たことないと思うので発音問題は意外と苦戦すると思います。なので日本のセンター試験の発音問題の正解の傾向を知るための勉強がまた必要だと思いました。

僕が小さい時マニラの教会の食堂にいた時にフィリピンの人のヨーグルトの発音のインパクトが強すぎて正式な発音が時間制限のある模擬試験で思いつかなかったです。

あとアフリカで英語が使われているタンザニアに高校3年生になるまでの2年間いたクラスメイトも割と苦戦していて自分と同じような人がいて少し安心した思い出があります。

解き方のコツとしてはフィリピン人の英語の先生の発音よりハリウッド映画の人達やアメリカ人が話していそうな英語をイメージして解いてみるといいと思います。あとはフィリピンで育った人がこれからセンター試験の発音・アクセント問題を対策するなら問題集をやるくらいだと思います。

センター試験大問2の文法問題は?オススメの解き方は?

 

センター試験の大問2の文法問題に関しては大問1の発音・アクセントの問題よりフィリピン人は苦戦すると思います。セブやマニラの英語学校で日本人や韓国人を教えた経験のある教師の知り合いに解かせたことありますが結構自信を持って解いた問題が間違いということがありました。正答率は70%くらいでした。

日本のセンター試験の問題だけでなく各大学の文法問題は大学教授が決めた正解や委員会が決めた正解というのがあるのでフィリピン人が初めにセンター試験の文法問題を解くと違和感を感じると思います。問題を解いている時に似たような問題を見たことがあってもフィリピンで勉強した文法問題の正解と違うことがよくあります。

30分休みたいという例文だとフィリピンではcan I take a rest for 30 minutes?もしくはcan I have a rest for 30 minutes?どちらでも正解ですがセンター試験でcan I have a rest for 30 minutesを書くと不正解になることがありました。模式の回答にはtakeの解説しか載っていなかったです。

can  i have a rest for 30 minutesはイギリス英語式の回答だったみたいでフィリピンの人はイギリス英語式の正解も知ってたりするのでセンター試験だと不正解になってしまうことがあるのだと思いました。センター試験の解説を見るとあーあれが答えか!となることが時々ありました。

大問1の発音・アクセントはハリウッド映画とかアメリカ人の話す英語をイメージするだけでも効果がありましたが大問2の文法に関してはセンター試験の過去問関連の問題集を解くといいのではと思います。

文法の問題ができなくても長文が読めたりするので学校にいるフィリピン人は文法問題で先生に当てられた時1人だけすごい発音はいいのに文法問題を間違えるというのは日本全国で良くあることなんじゃないでしょうか。僕からすると英語の文法問題で当てられるときが学校の授業の中で1番ヒヤヒヤしていました笑。

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センター試験大問3の長文問題は?注意点はどこ?

 

センター試験の大問3の長文問題に関しては特に対策しなくてもフィリピン人ならほぼ全て解けると思います。最近のセンター試験は設問も英語になってきていると思いますが日本語の時に勘違いして長文は読めているのに問題を間違えることがあったので長文問題の対策というよりは設問の日本語の対策だと思いました。

個人的なエピソードですが中学生2年生の時の日本の教科書を夏休みでフィリピンに持って行ったら現地の先生からは小学高高学年レベルと言われましたが高校2年生の時の教科書だと現地の高校と同じレベルだと言われたのが印象深かったです。日本の中学の英語の試験と同じようにセンター試験に取り組むと解けない場面が急に増えたように感じ焦りを感じました。

センター試験の長文問題は1番フィリピン人が問題なく解けそうだと僕は思うのですがちょっとつまずきそうなのは日本語の細かい違いが見られる問題で、例えばクラスの人数が40人未満のものをA B C Dの4つから選べの問題があったときは問題なく解けたけど、クラスの人数が40人までのものをA B C Dの4つから選べとあったときに(未満)と(まで)の違いに引っ掛けられて間違いやすいというのがあるかなと思います。

最近の大学共通テストやセンター試験では設問も英語になってきていてフィリピン人にとってやりやすくなっていますが設問が日本語の時とかもあるので(未満)と(まで)のちょっとした違いとかを対策すると良いと思います。

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センター試験のリスニング問題で比人が間違えやすい所は?

 

センター試験のリスニング問題も長文の時と同じようにフィリピン人なら特に対策しなくても聴き取れると思います。センター試験のリスニングの音声とフィリピンの学校のやつとほぼ同じようなアメリカ英語の音なので。ただ50点中40点や45点ではなく満点を取りたい人はリスニング問題特有の解き方や慣れが必要だと思うのでセンターの過去問対策をした方がいいかなと思いました。

最近のセンター試験のリスニングも難しくなってきて平均点が27〜8点くらいから2017年あたりから50点中22点だったりと手強くなってきていると感じました。

例えばtwenty(20)という英単語を普通に読むと(トゥエンティ)ですが実際にリスニングで流れてくるのは(とぅえにぃ)でした。フィリピンだとトゥエンティの方が聞く回数が多いと思いますので単語は読めてもリスニングだと何を言っているのかわからなかったりします。

それで間違えて回答を見るとあぁそれだったのかと知ってる単語ばかりだったりします。なのでセンターの過去問に慣れただけで聞き取れる人は多いんじゃないかなと思います。

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